酒と肴と男の料理

 河内町の中心部を流れる沼田川は鮎つりの名所。鮎漁が解禁になると多くの太公望が集まり、川はにぎわいます。  
  鮎めしは鮎を炭火で4〜5時間かけてゆっくり焼き、この鮎を酒と醤油とで作っただしに30分ほど漬けてからお米と一緒に炊き上げるのが特徴です。
  じっくりと焼かれた鮎は中までしっかりと火が通り、炊き上がった時、頭も中骨も捨てることなくすべて食べられます。  

鮎飯 写真・写真家 村上宏治

 だし汁と鮎の味がしみこんだご飯、薫製のような味わいの鮎、上がる湯気の中に鮎独特の香りを楽しみながら、鮎めしの味は絶品です。  

 夏に沼田川で開かれるリバーサイドフェスティバルでは、鮎めしが作られ、来場者にふるまわれるそうです。

◆香魚再び◆・・・取材うら話
  冷蔵庫のない時代は鮎を素焼きにし風通しのよいところで乾燥させて保存していたそうです。
  鮎の別名は“香魚”。川底の石につくケイ藻類を食べる鮎は、棲んでいる川や場所によって味も香りも微妙に違うと言われます。
  「近頃の鮎は養殖物で香りがしない。昔の鮎はもっとおいしかった」。
  しかし天然の鮎が棲みにくい環境にしたのは我々人間なのです。
  鮎の味をうんぬんする前にもっとほかに考え、実行することが私達にはありそうです。

写真・文 写真家 村上宏治


鮎飯の作り方
(1)

米は洗ってザルにあげ、約20分おく。

 
(2) にんじん、油あげはせん切りにする。
 
(3) 鮎は焼き、調味料に30分漬けておく。
 
(4) 水加減は1〜2割増しにして、(3)を調味料ごと入れて炊く。
調味料(酒・みりん・醤油・砂糖)
TOP
Copyright(C) 2005 有限会社 田井商店 All rights reserved.
制作責任 写真家 村上宏治

河内の鮎をじっくり炭焼き。 鮎飯(あゆめし) 第13話

 

バックナンバー
TOP
 鯛ソーメン
 タコ飯
 焼きガニ
 コチの煮物
 イカの刺身
 ギザミのお造り
 カキ(牡蠣)
 デベラ
 イイダコ
 アナゴ(穴子)
 タコ(蛸)
 タイ(鯛)