真鯛(マダイ)のお話

取締役社長 田井誠一

鯛

皆さん、こんにちは。

今回は、遅まきながら魚の王様(マダイ)の話しを二回程しようと思う。

何か、私の会社が、田井商店なのに、ようやく鯛の話しになるのは変だけど・・・。

タイと言っても、色々な種類があるが、今回は、「マダイ」についての話し。

尾道の地方では、タイと言えば、「マダイ」(サクラダイ)の事をさして、一般的に使われている。

タイの歴史は、随分古く、古代朝廷への貢献に用いられ、鎌倉時代位からは、その魚の見栄えの良さから、日本人向けで上物とする和食の習慣がは始まり、「めでたい」などという語呂合わせも出来て、赤い色を貴色とする、仏教や儒教の影響もあって、ますます高級な魚になって、魚の王様とまで言われるようになったんだ。

でも、皆さんが、良く目にするタイは、ほとんどが養殖物で、全体の8割ぐらいをしめていて、国内産の天然物は、10%〜15%位しかないんだ。だから、タイは、高級魚だと思われるけど、一匹付(皿に盛る大きさ)は、春の時期は、とても安くて、一般家庭でも十分に味わえるから焼物としては、家庭の食卓でも食べられるけど、あまりにも高級なイメージの為、敬遠されているんだ。

養殖鯛の方も技術が向上しているので、身の質も良くなり、美味しいけど運動不足の為、脂肪と水分が多く、身そのものが柔らかい為に、早く弾力を失いやすいので、出来るだけ刺身にするのは早い方がよい。

時間が経つと身の締まりがなくなり、美味しくなくなるという欠点もあるし、まず煮炊きなどの加熱料理はむかないと思う。

尾道では、愛媛県産の養殖物が主流かな?

では、また!


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