真海鼠のお話

取締役社長 田井誠一

市場

皆さん、おはよう!今日も元気ですか?

今回は、ナマコの話しでもしようかな?!

ナマコ・・・ これを最初に食べた人はすごいと思う。少し尊敬するよ!

今では、天下の三珍(越前のウニ・長崎のカラスミ・三河のコノワタ)といわれるナマコだけど、ナマコと言うのは、「和漢三才図会」によると「本朝には神代よりこれあり」と海産物としては古くから利用されよく食べていたようです。現代人にとっては、不気味なようだけど、食べていた歴史は結構古いみたいだね。

ナマコは、気温の下がってくる秋から冬にかけてよく餅を食べるので、冬のナマコが「冬至なまこ」といって最も味がよく、冬至で少量の内蔵を処理して作られる「このわた」は冬の風物詩でもあるんだ。

この「このわた」とは、ナマコを刺激させると、内臓を対外に出してしまうことを利用してナマコの腸を塩辛にしたものを、「このわた」といい、ナマコの腸は体の三倍もの長さがあるので、「三条の腸」などと言われている。最初に食い始めたのは、江戸時代になってからだそうだ。

ナマコは敵が襲うときに、白いネバネバした糸を吐きかけるが、これにくっつかれると、なかなかとれないが、まだまだしつこい敵には、なんと自分の内臓を吐き出して敵の攻撃をかわし、体がペチャンコになってしまい、しばらくはひもじい生活をするそうだ。でも、2〜2ヶ月程で元の体になるという素晴らしい生命力を持っている。

栄養価は低いけど、海の人参と呼ばれ、骨肩に含まれるコンドロイチンが、内蔵や皮膚の老化を予防しナマコの切身はアルカリ性のため消化にもよく、昔から肝臓の働きを強化し、酒を中和することもあり、酒の肴にはとてもよい魚でもある。まあ色々な食べ方もあるけど、酢の物にするのが一番じゃあないかな。

では、また・・・。


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